今年は暖冬で暖かい日も多いですが、そうは言ってもやっぱり冬。0℃近い日もあったりしてやはり冬の寒さを感じることも多くあります。
そこで、暖冬だと言われている年はどのくらい寒さが続くのでしょうか?過去の暖冬の年を調べて今年の冬がいつ頃から暖かくなるのか調べてみました。
追記:2020/11/16
2020~2021年にかけての冬の寒さに関しては【2021年暖かくなるのはいつ頃?今年の冬は暖かい?いつまで寒いのか?】を参照ください
2021年暖かくなるのはいつ頃?今年の冬は暖かい?いつまで寒いのか?
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通常、冬の寒さはいつまで?
通常の年であれば冬の寒さはいつ頃まで続くのでしょうか。実際に体感として「暖かい」「春が来たな」なんて感じるようになのはいつ頃でしょうか?
例年の冬であれば3月頃になっても朝方や夜は寒い日が続き、日中暖かく感じることがあってもまだまだ寒いと感じることが多いことだと思います。
寒暖差がだんだんと少なくなり、十分に暖かいと感じることが出来るのは大体4月上旬ごろになってからではないでしょうか。
暖かいと感じるのは体感では4月上旬頃かと思いますが、実際の気温の変化はどのように推移しているか見ていきましょう。
2、3、4月の例年の平均気温
気象庁のデータによると、東京で観測された2月の平均気温は6~8℃の間。3月では8℃~12℃の間での推移となっております。
3月に入り徐々に気温が上がっていることが平均気温からもわかるかと思います。しかしながら朝方などは寒いこともあり、まだまだ実感として「暖かい」と感じるには気温が低いかと思います。
その点4月の平均気温では13℃~17℃の平均となっており、十分に暖かいと感じられる気温を保っています。
2月平均気温 6~8℃
3月平均気温 8℃~12℃
4月平均気温 13℃~17℃ ※十分に暖かい気温
暖冬がどう影響するか
それでは暖冬と言われている今年はどういった気温の変化をするのでしょうか?
過去に暖冬と言われた1998年3月の気温から今年の気温の変化を推察していきます。
1998年3月東京平均気温
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
3.8℃ | 7 ℃ | 8.6 ℃ | 10.5 ℃ | 5.1 ℃ | 6.1 ℃ | 7 ℃ |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
6.5 ℃ | 9 ℃ | 6.1 ℃ | 7.6 ℃ | 9.8 ℃ | 10.9 ℃ | 11.5 ℃ |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
8.3 ℃ | 7.4 ℃ | 6.9 ℃ | 6.6 ℃ | 10.5 ℃ | 15.7 ℃ | 8.8 ℃ |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
6.1 ℃ | 7.9 ℃ | 9.8 ℃ | 11 ℃ | 12 ℃ | 14 ℃ | 14 ℃ |
29 | 30 | 31 | ||||
16.1 ℃ | 18.3 | 13.3 ℃ |
1998年3月の平均気温の変化でいうと、 上旬の気温では3.8℃といった寒いも見受けられますが、下旬では11℃から最高では18.3℃と非常に高い平均気温の日が見受けられます。
18.3℃であれば例年の4月平均気温を大きく上回る高い気温です。
十分に暖かいと感じられる気温でしょう。
まとめ
今年の暖冬が1998年のものと同じような推移を見せるかはわかりませんが、3月下旬頃であれば一定の暖かさにはなるのではないでしょうか。
暖冬だった冬から予測すると今年の冬は4月を待たず、13℃以上の日が続き過ごしやすい日が増えることでしょう。
いずれにしても暖かな気持ちのいい日差しが待ち遠しいものです。
追記2020/2/13更新
本日東京などは18℃を記録。暖かくなる時期はもっと早くなるような気配です。3月に入れば暖かい日が増えそうです。今年は記録的な暖冬ですね。