いま熱いけん玉!
世界的にもストリートで人気を博し実はいま熱い注目を集めているけん玉。
けん玉発祥の地ともいわれる、広島県廿日市市で毎年夏に行われる『けん玉ワールドカップ(KWC)』では世界からけん玉プレイヤーが参加し、熱い戦いを繰り広げています。
アスリートなんかも集中力を高めるためにけん玉を取り入れるなど、その効果が見直されています。
そんなけん玉。大体の人がその形状や遊び方はご存じかとは思いますが、欲しいとなったら意外に
「けん玉ってどこで売ってるの?」
なんて疑問に思ったりしますよね。
「まぁ、おもちゃ屋行けばあるか」と言われればあるにはありますが、いまのけん玉は幅広くいろんな種類があります。
自分のやりたいけん玉のスタイルに合わせて、購入するけん玉も変わってきます。
あなたの「けん玉ってどこに売ってるの?」といった疑問にけん玉のスタイルに合わせて、お応えしていきます。
けん玉はどこで買える?
「けん玉ってどこで買えるの?」と言われれば一番身近に置いているのはおもちゃ屋、100円均一、ドンキホーテなどなどいろいろありますが、どれを買っても同じけん玉というわけではありません。
100円均一に置いているけん玉はNGです。
形こそけん玉の形をしていますが、見るからに安っぽい材質のプラスチックで作られた粗悪品です。
まともなけん玉の技など出来ませんので、100円均一のけん玉はやめましょう。
真面目にけん玉をするならちゃんとしたものを選びましょう。
具体的にけん玉の取り扱いがあるお店でいえば
- トイザらス
- 東急ハンズ
- ロフト
- エディオン
- ヨドバシカメラ
などがあります。
しかし、取り扱ってるすべてのけん玉がおすすめ出来るものではありません。
選んで大丈夫なやつもありますし、「それはちょっと…」ってのもあります。
細かく見ていきましょう。
『競技用けん玉』と『ストリートKendama』の2種類が存在する
昔から遊ばれ続けているけん玉。
その歴史の中で、けん玉を競技として公平に行うために生まれた『競技用けん玉』なるものがあります。
一般的に『けん玉』と言われて想像するものがこの『競技用けん玉』になります。
(木そのままの色の剣部分と赤い玉)
それとは対照的に高難度の技や独創的な技を決まりやすくより高度なものに挑戦できるよう調整された
『ストリートKendama』があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
日本けん玉協会認定品けん玉
日本にけん玉を普及する目的で設立されたけん玉の団体。設立から40年以上の歴史を持つ、けん玉を語る上では避けては通れない存在です。(ちなみに設立記念日は5月5日の子供の日。子供の日にするあたり…灌漑深い…)
その日本けん玉協会が定める認定品なるけん玉があります。
協会が定めるけん玉はすべて既定のサイズになっており、「けん玉道」なる段位取得の試験を受けることが出来るものになっています。
「けん玉、極めて段位を取得するぞ!」って人はこの認定品を選ぶ必要があります。
選び方は簡単です。
けん玉に「日本けん玉協会 認定品」というシールが貼られているので、シールが貼られているものを選べば大丈夫です。
一目瞭然なので「認定品が欲しい」ってひとはこのシールを目印にしてください。
画像のけん玉は、山形工房というメイドインジャパンのけん玉を作り続ける『大空』というシリーズのものです。
ブラック一色にさし色の赤色紐がかっこいいストリート寄りのデザインのけん玉です。
おもちゃ屋などの実店舗ではおそらくブラックのカラーを置いているお店は少ないかと思います。ブラックならネット購入をおすすめいたします。
ベーシックな剣部分が塗装なし木製、玉が赤、青、ピンクといったカラーのものであれば、おもちゃ屋でも取り扱いがあります。
直接お店で購入するなら上記でも挙げた
- トイザらス
- 東急ハンズ
- ロフト
- エディオン
- ヨドバシカメラ
などでお探しいただければ見つかるでしょう。直接商品を見てみたい方はお店で手に取ってみてください。
ストリートけん玉
ストリートで広がりを見せるけん玉。
使用するけん玉も競技用けん玉とは異なり、大皿、小皿、中皿と各皿のサイズが少し大きめになっていて、玉もマット塗装やコーティングなどにより、グリップ力が増したものなど、各ブランドごとに特色を出したけん玉をリリースしています。
中でも人気のストリートけん玉ブランドをご紹介
Kendama 『KROM(クローム)』
Kendama 『KROM(クローム)』というデンマークのけん玉ブランドになります。
かっこいいです。なんせリリースするけん玉がクールです。
玉の表面にLOLコーティングと呼ばれるグリップ力のあるコーティングがされています。
(LOLは英語圏の日本でいう(笑)に該当するものらしく、『笑っちゃうぐらい止まるコーティング』って意味らしいです)
けん玉の技にある「灯台」「月面着陸」系の技がとてもやりやすいです。
これはクロームの『ストロゴ』というモデル。
確かにLOLコーティングは滑りにくく安定します。
KROMのけん玉は初心者でも扱いやすい各種皿を大きめにしたつくりになっています。
また紐のねじれを防止するベアリングがついていたりとスペック、デザイン性ともに優れています。
KROMでは所属するプロのモデルから、他ブランドとのコラボけん玉など様々なモデルが登場しています。
その他有名なストリートけん玉ブランドでいうと
SWEETS KENDAMA (スイーツけん玉) アメリカ
KENDAMA USA (けん玉ユーエスエー) アメリカ
LEGAXIS (レガシス) 日本
などのブランドがあります。
中でもSWEETS KENDAMAはKROMとともにいまストリートけん玉の中では人気のブランドになります。
初心者でも始めやすいか価格帯のエントリーモデルから本格的なプロモデルまでスペックも幅広く展開してます。
プロモデルは木の材質が違ったり技をメイクしやすいよう加工が施されていたりします。
ストリートKendamaはネット購入がおすすめ
しかしこれらのモデル、通常のおもちゃ屋などでは取り扱いはまずありません。
直接手に取って購入したいという方は全国の専門店での購入をおすすめいたしますがそれほど多くはないけん玉専門店。
購入にはインターネットでの購入が一番良いかと思います。
まとめ
けん玉はひとりで楽しめる遊びです。
上達するにはコツコツ継続する以外に道はありませんが、お気に入りの一本を手に入れると自然と触っていたくなるものです。
ストリートけん玉などは直接手に取って見れる機会は少ないかもしれませんが、オンラインショップなので吟味してお気に入りの一本を見つけてください。
けん玉をどこで買うにしても、スマートかつかっこよくプレイできるようになるかはあなた次第です。
コツコツ練習を積み重ねてください。
ひとつずつ上達の階段を上る実感を楽しんでいただけたら嬉しいです。