なんて疑問にお答えします。
この記事では最近、ストリートで人気の『けん玉』について、解説いたします。
この記事の内容
- けん玉って古臭くてダサい?最近のけん玉事情
- けん玉の始め方
- おすすめのけん玉
といったことを順番にお話しいたします。
これを読んでぜひ、カッコよく楽しくけん玉デビューを飾ってください!
けん玉って古臭くてダサい?最近のけん玉事情
『けん玉』と聞くと、
「昔ながらの遊びで、なんか古くてダサい感じ…」といったイメージを持った方がおられるかもしれませんが、最近のけん玉は全く違います。
古臭くてダサい昔ながらの遊び『けん玉』がいまではストリートでバリバリにプレイされるストリートスポーツとして進化しています。
『ストリートけん玉』として地位を確立しつつあり、ストリートのスポーツ、BMXのライダーやスケーターの間で、BMXやスケボーの合間で手軽に楽しめるスポーツとして楽しまれています。
いまではけん玉はもう昔ながらのダサい遊びじゃなくなりました。すっかりストリートの遊びとして浸透しつつあります。
世界に広がるKENDAMA
ストリートで人気のけん玉。日本だけでなく世界ではもっとアツく盛り上がっています。
アメリカ、デンマーク、イスラエルなど世界の様々な国でけん玉ブランドが誕生し、それぞれプロのけん玉プレイヤーが在籍するなど、日本以上にKENDAMAに魅せられたコアなファンが数多く存在します。
インスタグラムでも『#KENDAMA』で検索をかければ、世界中のKENDAMA PLAYERの妙技を見ることが出来ます。
この投稿をInstagramで見る
インスタグラムでは#KENDAMAの投稿の方が日本語の#けん玉よりも件数が多いほど。
また海外のけん玉プレイヤーはなんせ技が派手でカッコいいです。
一度動画を観てもらえれば分かりますが、「そりゃストリートで人気出るよ」と納得です。
けん玉の世界大会『KENDAMA WORLD CUP』
世界に広がりを見せるけん玉。
ご存じないかもしれませんが、けん玉のワールドカップまで開催されているんです。
年一回、広島県廿日市市で開催される『KENDAMA WORLD CUP』
昨年で6回目を迎える世界最大のけん玉イベントです。
残念ながら今年は新型コロナウイルスの影響により、本大会は開催中止となりましたが、オンライン上でけん玉の技を競う
『けん玉ワールドカップ2020オンライン Powered by WOODONE』として開催されます。
実際の熱狂を肌で感じることは出来ませんが、オンラインということで世界各国からの参戦が可能という、いままで参加出来なかったけん玉プレイヤーが新たに加わり、また違った盛り上がりを見せること間違いなしです。
実は愛好家が多いけん玉
コンパクトでどこでも出来るけん玉。
また集中力を高める効果があるということから、アスリートの間でもけん玉愛好家がいます。
練習前にけん玉をしてから望むという集中力を高めるものとして取り入れられています。
実はけん玉をやっているというアスリートやタレントさんは結構おられます。
実はけん玉愛好家
- 吉田沙保里さん(レスリング)
- 古賀稔彦さん(柔道)
- 羽生結弦選手(フィギュア)
- 堀江選手&姫野選手(ラグビー)
- 鈴木福君
- DJ KOOさん
- ノンスタイル石田さん
アスリートのメンバーを見るだけで、『けん玉に集中力を高める効果がある』ということに納得できます。
また鈴木福君やDJ KOOさんらは『KENDAMA WORLD CUP』にも参加されるなどけん玉好きでしられています。
ノンスタイル石田さんは吉本興業内の部活動プロジェクト『ブカツ!』にて『けん玉ブ!』として活動されています。
ストリートけん玉の始め方
ストリートけん玉の始め方ですが、難しいことはありません。
ただ練習あるのみです。
見も蓋もない言い方になりますが、『ただ練習あるのみ』につきます。
けん玉を始めようと思ってたらまずはけん玉を手に入れることから始めましょう。
まず手元にけん玉がなければ話になりません。
後述しますが、自分が目指したいスタイルにあったけん玉を手に入れて、練習を重ねましょう。
始めるにあたって、
まずは
大皿
小皿
中皿
剣
と順を追って練習を繰り返しましょう。
その後、
飛行機、灯台、ふりけん、世界一周、逆落とし、と徐々にレベルを上げて技を磨いていきましょう。
はじめの頃のポイントとしては最初は膝を沈めて、膝の上下で玉を上げたり受けたりするイメージで練習を繰り返すと玉の投げと受け両方がやりやすいです。
はじめのうちは膝を意識して練習を重ねてください。
ストリートけん玉を始めたい人へ
ストリートのスタイルのけん玉に憧れて、「ストリートけん玉をやってみたい」という方へは少し酷かもしれませんが、
ストリートスタイルのけん玉を習得するにも基本が必要です。
やはり上記の大皿、小皿、中皿、剣から始めて基本のけん玉が出来るようになってから、派手なトリックに徐々にチャレンジしていきましょう。
まず、はじめに初心者が派手なトリックをキメようとしても、絶対に失敗します。
スケボーのトリックと同じ感覚なのですが、スケボーのオーリー(基本のジャンプ)でも反復練習が必要です。そしてオーリーの練習を重ねて、オーリーが出来るようになって初めて次の技へ取り組める基礎が出来上がります。
けん玉も同じ感覚です。まずは基本の皿と剣をマスターしましょう。
初心者におすすめのけん玉
ストリートけん玉を楽しむなら、まずはけん玉を手に入れるところから。
ここではおすすめのけん玉ブランドを三つご紹介。
ストリートで楽しむことをメインに考え、カッコ良さ、メイク率(技の決まりやすさ)などを考慮。
KROM KENDAMA(クローム けん玉)
デンマークのけん玉ブランド。
世界各国の実力派プレイヤーが在籍するKROM KENDAMA。
おしゃれな北欧の国デンマーク発だからか、リリースしているけん玉もおしゃれなものが多いです。
派手過ぎずスマートでクールな印象のスタイリッシュけん玉です。
中でも初心者の方におすすめのものが
『POP』というシリーズ。
各皿が従来のけん玉よりも少し大き目のつくりで、玉が乗りやすくまた皿の深さも深めなので安定しやすいです。
玉には程よいグリップの利くラバー加工が施され、灯台などの制止系の技でも決めやすい仕様になっています。
また玉の下側は白色で塗り分けられた二色切り替えなので玉の視認性も高く、玉が回転した場合でも穴を見分けやすいデザインです。
カラーリングも豊富で自分の好みに合わせてチョイスできるのもおすすめポイント。
もう「けん玉はダサい」なんて言わせません!めちゃおしゃれな一本です。
また価格も抑えられていて、初心者の初めの一本には最適なコスパに優れたけん玉です。
その他の『KROM KENDAMA』のけん玉を探すにはこちらからどうぞ
SWEETS KENDAMAS(スイーツけん玉)
アメリカ発のけん玉ブランド。
ストリートらしい、『攻めたデザイン』のけん玉を多くリリースしています。
また、BMXライダーとのコラボモデル、マイケルジョーダンをリスペクトしたモデルなど幅広いデザインのけん玉があります。
スイーツのけん玉も日本の昔ながらのけん玉のサイズよりも少し大き目のシェイプを採用。
技の決めやすさを重視したシェイプになっています。
KENDAMA WORLD CUPでもスイーツの製品を使っているプレイヤーが数多くいるほど、けん玉界では人気のブランドです。
こちらのスイーツのおすすめは
『BOOST』モデル
技の決まりやすい大き目シェイプはもちろん、玉にもグリップの利きやすい特殊コーティングが施されています。
また何よりこちらも価格が魅力的。初心者の一本目には十分なスペックと嬉しい価格帯、バランスの取れた一本です。
その他の『SWEETS KENDAMAS』のけん玉を探すにはこちらからどうぞ
OZORA (大空)
競技用けん玉を作る老舗『山形工房』が、昨今のストリートけん玉の流れを受けて競技用けん玉に改良を加えたシリーズ
『OZORA RE Shape』
従来の競技用けん玉よりも各皿を大きくし、全体のバランスを整えた新しいシェイプの『RE shape』シリーズ
玉には程よいグリップのある特殊ペイントを施し、玉の視認性を上げる2色切り替えデザイン。
ストリートを意識した『メイドインジャパン』のけん玉です。
またこちら『OZORA REshape』であれば、日本けん玉協会が定める級位や段位が取得できる『けん玉道』の準初段までの試験で使用可能です。
先ほどのKROM、SWEETSのけん玉では『けん玉道』にチャレンジすることは出来ません。
その他の『大空』のけん玉を探すにはこちらからどうぞ
その他にもけん玉ブランドはありますので自分の気に入った一本をみつけてください。
上記の3種の他にもおすすめのけん玉を紹介してますのでご参考ください。
けん玉ストリート用のおすすめブランド5選。初心者向けけん玉メーカー
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けん玉はダサくない!かっこよく進化したけん玉を始めよう
現在のけん玉についてご理解いただけましたでしょうか?
要約すると
ポイント
- けん玉はストリートで『カッコ良いもの』として進化している
- ストリートけん玉始め方→『練習あるのみ』
- KROM 『POP』、SWEETS『BOOST』、OZORA『REshape』の3つがおすすめ
といった感じです。
ストリートで広がりを見せるけん玉。
現在のけん玉はこれまでのイメージを払しょくするかっこいいものへと進化しています。
「古臭くてダサい」ものからストリートのカルチャーと相まってパフォーマンスとしての競技となっています。
スケボーやBMXなどのストリートカルチャーがオリンピック競技となり、注目を浴びていますが、けん玉はまだまだ「昔ながらの遊び」のイメージを持った人が存在しています。
それらの人々が「けん玉=ストリートカルチャー」といった認識を持つことが当たり前になるほど、ストリートけん玉が認知されることを期待しています。
ぜひあなたもけん玉を始めてみて、その楽しさにハマってみてください!