オリンピック競技として選ばれたスケボー。
これまでストリートで滑られ、決してメジャーと呼べるスポーツではなかったスケボーがついにここまで一般的になりました。
もう20数年前にスケボーを始めた頃はまさかオリンピック競技になるなんて夢にも思いませんでした。
街でもスケボーデッキを持った少年たちを見かけることも多くなり徐々に広まりを見せつつあります。
「私もスケボー滑ってみたい。何を揃えたらいいの?」
「スケボーは買ったけど、競技としてのスケボーはプロテクターしてるけど必要?」
「スケボーってヘルメットしてるイメージだけどストリートはどうなの?」
などといった、「スケボーにヘルメットやプロテクターは必要なのか?」といった疑問にお答えします。
この記事を書いた人
いまから20年ほど前、数人の仲間とスケボーをはじめコツコツ練習を続け気づけばアラフォーまできたおじさんスケーター。途中、就職、結婚、子育てとスケートから離れた期間はあるもののスケボー復活を果たす。スケート人生で学んだ教訓をお伝えします。
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スケボーにプロテクター、ヘルメットは必要!
スケボーパークでは着用必須のところもある
『プロテクター、ヘルメット』
スケボーを始めるにあたり、「スケボーデッキは手に入れたけど、プロテクターやヘルメットは揃えた方がいいの?」なんて悩んでいる人もいるかと思います。
結論からお伝えすると
スケボーにプロテクター、ヘルメットは必要です!
まぁ「必要」というと語弊を生みますが、プロテクターやヘルメットはあった方が断然いいです。
それぞれ、手首、肘、膝、頭部と衝撃から身を守ってくれるプロテクターたちはスケボーを上達する上で頼れる存在です。
スケボーにプロテクターやヘルメットがなぜ必要なのか?解説いたします。
スケボーにおけるプロテクターのメリット
「なぜスケボーにプロテクターやヘルメットが必要なのか?」といった疑問にお答えするには、スケボーにおけるプロテクターのメリットについてお話しします。
プロテクターやヘルメットを使用するメリット。それは
スケボーの上達に劇的な効果をもたらすからです。
「どうしてプロテクターがスケボー上達につながるの?」という声が聞こえてきそうですが、それはプロテクターで身を守っているからトリックする時に思いきれるからです。
スケボーは反復練習を繰り返し、上手くなっていくものです。
しかし反復練習をずっと続けていると、おもいっきりコケたり、板で足を打ったりと少なからずケガをします。
しかもミスをしてコケたりして「痛い経験」をすると同じトリックをしたときに痛さを思い出し身体がこわばったり消極的な動きしか出来なかったりと悪いループに陥ることがあります。
そんな時プロテクターをしていれば「プロテクターをしているからコケてもそんなに痛くない」と思えて思い切りのいい動きが出来ます。
この「思い切りのいい動き」というのはスケボーでは重要です。
怖がって委縮したまま練習していても上手くなりませんしコツをつかむのに時間がかかります。
どんなトリックでも怖がらず思いっきり出来てこそ上達も早くなります。
思い切った滑りが出来るようプロテクターやヘルメットで「痛い思い」を出来るだけ軽減できるよう対策しましょう。
プロテクターはダサくない!
プロテクター、ヘルメットについてですが、ストリートではあまり着用している人を見かけないので、正直ストリートでは「プロテクターはダサい」とあまり人気のあるものではありません。
しかしパークではそんなことはありません。
スケートパークによっては着用必須のところもあるので、むしろ着けていない方が浮いてしまうといったところもあります。
プロ選手もヘルメット着用だったり、最低限身を守るプロテクターは着用していたりするので、決してダサいものではありません。
「ストリートでは見かけないからプロテクターは着けない」とか「スケボーのプロテクターってなんか初心者っぽくてダサい」とか言っていてはダメです。
スケボーが上手くなりたいのであれば、プロテクターで身を守り思い切ってスケボーの練習が行えるようにしましょう。
おすすめプロテクター
ではスケボーではどういったプロテクターをつければよいでしょうか?
スケボープロテクターのおすすめですが、
ぶっちゃけ何でもいいです
普通こういう場合、「プロテクターおすすめ5選」とかってつらつら表示させますが、はっきり言って初めのプロテクターなんてサイズさえ合っていれば何でも大丈夫です。
安価なものだと多少品質が悪かったり、すぐボロボロになったりと不満が出てくることもありますが、高いプロテクターを選んだからといって、それが使用者にベストというわけでもありません。
着け心地によっては「安いものの方がいい」と言う人だっているぐらいです。
ですのでプロテクターは初め安価なものを試してみて着け心地に慣れるのもいいかと思います。
おすすめはこのぐらいの程度のもの。
おそらく大人用プロテクターでは最安クラス。2000円台のプロテクターです。プロテクターであればこのクラスで十分です。
ヘルメットに関しても、大きなランプやリスクのある場所でのスケート(巨大なステアとか)でない限りはある程度のもので大丈夫です。
ヘルメットは他のプロテクターと違ってルックス的にも気になるアイテムだと思いますので、デザインなんかで選んでしまっても良いかなと思います。スケボーの練習が楽しくなるクールなやつを選びましょう。(※サイズとスペックはある程度気にしましょう)
まとめ
スケボーを早く上達しようと思えば、『恐れず反復練習を繰り返すこと』です。
そのためにはプロテクター、ヘルメットは恐怖心を軽減してくれる頼れるアイテムです。
ケガの予防はもちろんですが、トリック時の安心感を得るためにもプロテクター、ヘルメットは着用してスケボーを楽しみましょう。